喫茶去(きっさこ)

日々の暮らしで感じた事

ひやっとドキっと

肝を冷やす出来事があった。

今朝夫を羽田空港まで車で送って(本日赴任先へ)行く際に車庫から車を出した時の出来事だ。


寝ぼけていたのか、それともシートの位置が夫仕様のまま運転したせいか(少しの距離と後で夫に運転を変わる為)自分の感覚がおかしくてバックした際何故かブレーキとアクセルを踏み間違えてしまった。

ガコンッと車が止まった。

「うわっ!やった!」と思うまで随分タイムラグがあったように思う。


壁に激突、車の後ろに物凄い傷と思いきや何も傷がついていない!


あ!そうだ!自動ブレーキだ!とおもい当たるまで数秒かかった。


勿論、パーキングの壁も車も無傷。

良かった、本当に良かったと安堵する気持ちよりも自分が信じられない情けない気持ちとこれが壁でなくて人や生き物だったらという恐怖心が強く暫く呆然としてしまった。


情けない気持ちよりも恐怖心の方が強かった。

55歳、もうすぐ還暦だぜ☆とおちゃらけながらもまだ自分は若いぜと思っていたけれど。

いやこれは若さとか関係ないんだ。

こんな事は初めてで車に慣れきってしまった傲慢さなのだと反省しきり。


帰りの運転も慎重にしなきゃと思いながら、怖さと何処か自分があんな事になった信じられない思いで動揺したままでこれじゃあかんとハーっと運転しながら大声て気合いを入れた。


今後こういう事が無いように

1、僅かな時間の運転でもシートは自分に合った位置にする!

2、絶対に慌てない。時間に余裕を持って行動!運転!する!

3、ブレーキを常に意識すること!


何故か!が多いのは2度とこんな事にならない様に気合の表れある。


無事帰宅し、車を車庫に入れ降りた後、私は雨に濡れた車を撫でた。


「ありがとう!止まってくれて本当にありがとう!」


いや本当にありがとうだったよおおおお!